「極める」姿勢が現場を変える!テクノ工業がSPIDERPLUSで目指す定時退社と質の高い仕事

沖縄市のテクノ工業は平成2年に創業した若き会社ながら、「建設技術で地域社会に貢献」をかかげ、各自が必要な知識や技術、技能の向上を図ることにも全社的なバックアップ体制を持っています。
旺盛なSPIDERPLUS活用の渦中にある3名にお話を伺いました。
お話:株式会社テクノ工業
徳村圭輔様(工事部一課次長)
砂川和規様(防災部主任)
比嘉真大様(工事部一課)
本日はお時間を割いてくださり、ありがとうございます。
皆様の役割について教えてください。

現場では7年前からSPIDERPLUSを導入しました。
当初は写真管理のソフトウェアも並行していたのですが、品質管理で図面と写真とを紐づける機能を使っていくようになり、以後試行錯誤しながらSPIDERPLUSの活用を進めています。

工事内容はメンテナンス、改修新築など多岐にわたります。

昨年入社してから1年間SPIDERPLUSを使っています。現場では主に写真管理を担当しています。
まだわからないことも多いですが、徳村さんをはじめ先輩方から「極めろ」と言われていて、ウェビナーにも積極的に参加して覚えたことを日々実践中です。
現場管理から人事評価まで。広がるSPIDERPLUS活用術
普段の活用方法についてお聞かせください。

使いやすいと感じているのは図面に写真が紐づけられることです。
現場では似たような画像ばかりになりがちなので、撮影場所が明確にわかることで、後からの確認や上司に確認をとるのにとても便利です。
そういえば最近、PC画面のUIがリニューアルされましたよね。
リクエストを出そうかと思っていたらリニューアルされて、それまで拡大しないと見えなかった文字も画面全体を表示させながら見えるようになりました。

品質管理書類提出時には準備するものが多々あり、なるべく手間を削減したいのが願いだったのです。
SPIDERPLUSでは防火区画の検査書類もワンクリックで出せるようになりました。
書類作成が多い中、このような機能に助けられる場面が多々あります。
現場から離れた活用例としては、工事写真やデータの残し方を明確に見ることができるため、人事評価の材料の一つに役立てています。
写真の撮り方やデータの残し方に明確な成長が見えるのです。
それから、私自身が関わった現場の内容を見られるように閲覧権限を開放し、若手社員の学習にも活用しています。
最近はSPIDERPLUS標準機能に指摘管理機能を加えました。
写真、コメント、残工事リストにまとめて進捗チェックをしていたのを1本化したかったのが理由です。
特に竣工前は画面を跨いでいる場合ではないほど忙しくなります。
あらかじめ設定することはありますが、使いこなしていくことで、現場の作業にもっとゆとりが出てくるはずです。

壁やピットなど、様々な状況下で話しかけられてもSPIDERPLUSを持っていれば、必要な図面や資料類をすぐに出すことができます。
先輩社員からは工事写真の撮り方についても黒板の付け方や、材料を撮る時の角度や細かい撮影方法について助言をもらうことがたびたびあります。
言われたからその通りに修正するだけではなく、その内容を他の作業にも活かして成長したいと思っています。

それを活かして途中から連番させて630のスリーブをファイルにまとめて提出して検査官から褒められた例がありました。
担当者はその作業期間中に一切残業をせずに質の高い仕事をしたのです…!
SPIDERPLUSは画面で生データをそのまま使うことができるので、ワンクリックでスリーブ位置を図面上に示すことができて、ファイル形式の変換などの余計な作業をしなくて良いこともこの例の背景にあると思います。
それは驚きですね!活用方法の習得はどのように行っていますか。

入った当初は分からないことだらけでしたが、毎回テーマが決まっていて、初心者が見るにはちょうど良いのです。
この4月に入った後輩たちにも早速おすすめしようと思っています。

CAD連携をしていることを知っていても、具体的にどう図面上で見るのかをウェビナーで把握して役立てたりもしています。

時間があったらアーカイブも見て復習して、ポータルサイトのS+Studyのマニュアル動画も併せて活用しています。
ウェビナーで学んだことを早速再現
効率化だけじゃない、「質」を高めるSPIDERPLUS活用
現在の活用状況について、自己評価はどのぐらいでしょうか。

紙ベースの仕事をしていた時代に比べれば、図面やデジタルカメラ、黒板などを持って移動しなくて済むことは画期的です。
工事写真の撮影だって、昔は1枚1枚黒板にチョークで書いて撮影していました。
ただ、目指したいのはそういうことではなく、アカウントを持つ以上は全員が使いこなすことです。
ベテラン社員に対しては基本的にSPIDERPLUSに進捗把握をする仕事のしかたになってほしいと思っています。
私自身も含めて、まだ学ぶことがたくさん残っています。

活用方法ももっと覚えて、仕事が少しでもラクになったほうがいいですから。
それと、ユーザーサポートも活用するようにしています。
先日アンケートの末尾に質問を書いたら翌日に回答が来て感激しました。

ならば、それぞれがSPIDERPLUSの使い方を学んで目の前の課題解決に取り組むしかありません。
この先SPIDERPLUS活用で目指すことについてお聞かせください。

若手社員にはよく「(SPIDERPLUS活用を)極めろよ」と言っているのですが、とにかく使って覚えて、効率よく仕事をして、毎日しっかり休むことができて、質の高い仕事を継続的にできる環境を実現していきたいです。