スパイダープラス、うるるBPOと協業 紙図面・竣工図書を“AI活用資産化”する建設業向けBPOサービスを提供開始
紙図面ゼロ化キャンペーン開始のお知らせ
スパイダープラス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤謙自、以下「スパイダープラス」)は、「AIと人力」を活用した独自モデルで労働力不足問題の解決を目指す株式会社うるる(東京都中央区 代表取締役社長CEO:星 知也)の 100%子会社である株式会社うるるBPO(東京都中央区 代表取締役社長:桶山雄平、以下「うるるBPO」)と協業し、建設会社が保有する紙図面・竣工図書を電子化し、生成AIで活用可能なデータ資産へ変換する建設業向けBPOサービスを提供開始いたします。
本サービスでは、「過去の紙図面・竣工図書を検索・活用できない」「生成AI活用の前提となるデータ整備が進んでいない」といった建設会社の課題に対し、うるるBPOが持つスキャン・データ化ノウハウと、スパイダープラスが15年以上蓄積してきた建設現場特有の複雑な業務プロセスに関する理解を掛け合わせ、紙資料の電子化から「AI-Ready*化」までを包括的にサポートいたします。
*AI- Ready 企業や組織がAIを導入するだけでなく、AIを活用して実際に成果を出せるようにデータや環境、人材などの準備が整った状態

うるるBPOとスパイダープラスの協業及びサービス提供の背景
うるるBPOは、総合型アウトソーシングサービスを展開し、累計約34,000件の受託案件を通じて、多様な業務フローを設計・運用しています。
徳島スキャンセンター等の物理アセットと豊富な人的リソース、ディレクションノウハウを組み合わせ、紙資料の電子化からAI-Readyデータ※1への構造化まで一気通貫で支援しています。
また、企業のAI活用を「診断・構築・並走」の3プロセスで支援する「ULURU AIブリッジ※2」を2026年6月より提供するなど、データ整備の先にあるAI活用・業務改善まで支援領域を広げています。
一方、当社は、建設現場での従事経験をもとに開発した建設DXサービス「SPIDER+」を2011年より提供しており、2,200社超、約78,000ユーザーに利用されています(2026年6月末時点)※3。
建設業界ではデジタル化が進む一方、過去数十年分の竣工図書や施工記録が紙のまま倉庫に保管され、十分に活用されていない実態があります。
生成AIや社内データを参照するRAG※4などの活用が広がるなか、必要な図面や技術資料が紙のままで検索・参照できないことは、AI活用を進める際の障壁です。
また、修繕・改築時の図面捜索に多大な工数を要するなど、業務効率化の妨げにもなっています。加えて、ベテラン技術者の引退に伴い、紙資料に宿る施工ノウハウやトラブル対応知見の継承も急務です。
これらを解決するため、うるるBPOと当社は、紙資料をデータ化し検索・活用できる「情報資産」へ転換する協業を開始いたします。これまで培った社内資料のスキャニング・整理における委託実績をベースに、建設業界のDX支援を強化してまいります。
※1:AI-Readyデータ:生成AIが正確に参照・活用しやすいよう、構造化・タグ付け・フォーマット統一等が施されたデータのこと。
※2:「ULURU AIブリッジ」サービスページ:https://uluru-ai.com/
※3:「SPIDER+」サービスページでの公表値に準拠:https://spider-plus.com/
※4:RAG(Retrieval-Augmented Generation):外部データを検索し、得た情報をもとに生成AIが回答を生成する技術。
紙図面・竣工図書を“AI活用資産化”する建設業向けBPOサービスについて
本サービスでは、建設会社が保有する紙図面・竣工図書を、検索や生成AI活用が可能なデータ資産へ変換します。
サービスの特長
1. 大量の紙資料を電子化・AI-Ready化
大量・大判図面の回収から、セキュリティ環境を備えたセンターでのスキャン、OCR処理、図面種別・工事種別等のメタデータ付与までを担い、生成AIが参照・活用しやすい「AI-Ready」なデータへ構造化します。
2. 必要な情報を探せる環境の整備
ファイル名規則の統一やフォルダ整理を行い、データを整備。
倉庫に眠っていた過去の図面や技術資料を、必要なときに検索・参照できる環境づくりを支援します。
3. データ整備の先にあるAI活用・業務改善へ
法令や社内規程等に基づく保存要件への対応も見据え、電子化した図面データの継続的な整備・更新を支援します。
過去の図面や技術資料を検索・参照できる環境を整えることで、倉庫に埋もれていた施工事例や過去の技術者の知見を現場で活用可能にします。
これにより、修繕・改築工事における資料検索時間の短縮や手戻り工事の抑制、施主・元請けからの問い合わせ対応の迅速化など、業務効率の向上につなげます。
さらに、蓄積したデータの生成AI活用や業務プロセス改善も支援するとともに、紙資料のデジタル化・クラウド管理を通じて、水害・火災等による情報資産の消失リスクを低減し、事業継続(BCP)基盤の強化にも寄与します。
株式会社うるるBPO 代表取締役社長 桶山 雄平 氏 コメント
これまで数多くの企業様の紙資料電子化を支援する中で、倉庫に眠る資料にこそ、将来の業務やAI活用につながる大きな価値があると実感していました。建設現場の実務に精通したスパイダープラス様と協業できることを、大変嬉しく思っております。 重要なのは、紙をデータに変えることに留まらず、そのデータをAIや日々の業務で活用できる状態にすることです。今回の取り組みを通じて建設業界のデータ活用を支援するとともに、今後は紙資料や専門情報が多く残るさまざまな業界にも、この知見を広げてまいります。
スパイダープラス株式会社 BPO本部長 古家信之 コメント
建設現場に眠る過去数十年分の図面や施工記録には、先人たちの技術と知見が凝縮されています。しかし紙のまま放置され、ベテランの退職とともに失われつつあるのが現状です。以前、うるるBPO様に自社資料電子化のご支援をいただいた際、その高い品質と実行力を実感したことが本協業の原点となりました。 私たちは「使えないデータに価値はない」と考えています。単にスキャンして終わらせるのではなく、現場での即時検索やAI活用まで見据えた「真の情報資産」へと昇華させます。うるるBPO様の電子化技術と当社の現場ノウハウを掛け合わせ、業界の生産性向上と技術継承に貢献してまいります。
「紙図面ゼロ化キャンペーン」について

本サービスの提供開始に伴い、2026年10月30日までにお申し込みいただいた案件を対象とした「紙図面ゼロ化キャンペーン」を実施します。
特典1:AI活用支援
一定額以上のスキャン業務をご依頼いただいた企業を対象に、AI活用診断・シミュレーション等の一部を無料で提供いたします。
特典2:年内納品対応
年内納品につきましては、2026年10月末までのご発注分を対象といたします。
※数量・仕様等により応相談
特典3:電子化費用をスピード見積もり
図面の保管状況などをヒアリングし、電子化に必要な費用の概算を提示いたします。
BPOサービス活用、本キャンペーンに関するお問い合わせ先
スパイダープラス BPO本部
bpo@spiderplus.co.jp
今後の展望
今回の取り組みでは、建設会社に蓄積された紙図面・竣工図書のAI-Ready化を進め、データ活用の土台を固めてまいります。
うるるグループでは「労働力不足を解決し 人と企業を豊かに」というビジョンの実現を掲げています。
当社の建設DX事業で培ったドメイン理解とを掛け合わせることで、生成AI活用をはじめとする包括的な業務改善環境を支援し、建設業界の生産性向上と人手不足の解消に貢献してまいります。
スパイダープラス株式会社(https://spiderplus.co.jp/)

設立:2000年2月
所在地:東京都港区虎ノ門2-2-1 住友不動産虎ノ門タワー27階
代表者:代表取締役社長 伊藤 謙自
事業内容:建設DXサービス「SPIDER+」(https://spider-plus.com/)の開発・販売
スパイダープラスのBPOサービス案内ウェブサイト https://spider-plus.com/sbpo/
株式会社うるるBPO(https://www.uluru-bpo.jp/)

設立:2014年10月(株式会社うるるより子会社化)
所在地:東京本社 東京都中央区晴海3丁目 12-1 KDX晴海ビル9F/11F
代表者名:桶山 雄平
事業内容:総合型アウトソーシング「うるるBPO」
【うるるグループ 概要】株式会社うるる(https://www.uluru.biz/)

うるるは、労働力不足問題解決のリーディングカンパニーとして、働きたくても働けない「埋もれている労働力」と、AIによって今後代替される可能性が高い「埋もれゆく労働力」の2つから生み出される、「埋蔵労働力資産」の創出・活用を軸に事業を展開しております。「AIと人力」をかけ合わせた独自のビジネスモデルを通じ、労働力不足を解決する持続可能な事業を展開することで、「労働力不足を解決し 人と企業を豊かに」というビジョンを実現してまいります。
設立:2001年8月31日
所在地:東京都中央区晴海3丁目12-1 KDX晴海ビル9F
代表者名:星 知也
報道関係者のお問い合わせ先
スパイダープラス コーポレートブランディングチーム
cb_pr@spiderplus.co.jp