少しでも現場をラクに!1人あたり月8.5時間の時間削減に成功。さらに先を見据えた働き方改革で目指すこととは | 図面・現場施工管理|工事写真SPIDERPLUS(スパイダープラス)|建設業・メンテナンス業向けアプリ

導入事例

CASE STUDY

設備少しでも現場をラクに!1人あたり月8.5時間の時間削減に成功。さらに先を見据えた働き方改革で目指すこととは

東京新川を本拠地とするオーク設備工業様は、2017年からペーパーレス化や働き方改革を目指し、スマートフォンなどの機器やツールの導入を進めました。SPIDERPLUSもまた、そうした機運の高まりとともに導入されました。元々働き方改革への意識の高い土壌があった同社の導入経緯や、2024年4月の改正働き方改革法施行よりも前倒しの働き方改革を掲げる社内体制についてもお話を伺いました。

お話:(写真左から)
高山 郷司 様(本社 生産統括部 生産企画部)
兪 宏烽(ユ コウホウ) 様 (東京支社 工事部)
田中 治 様 (東京支社 工事部)

※インタビューはマスクを着用して行なわれました。写真撮影時のみマスクを外しています。

―本日はお時間をとってくださり、ありがとうございます。皆様それぞれの役割について教えてください。

高山様(以下T):私は本社の生産統括部生産企画部というところにおり、本社から現場を支える役割を担っています。ITツールを比較検討したり、推薦したり、導入後の浸透などもトータルに支援しています。
兪様(以下Y):現場で施工管理の仕事をしています。
田中様(以下N):私は作業所長という役割で、時間やコストも含めた現場の管理を行なっています。

―オーク設備工業様では2018年よりスパイダープラスを導入しています。建設業界のデジタル導入という点では比較的早い方と言えそうですが、その頃はどのような課題をお持ちだったのでしょう。

T:2017年頃から元々社内でペーパーレス化の推進や働き方改革が課題に挙がってきていました。メールや資料、図面を見ることを目的に、現場に対してもスマートフォンやタブレットなどの機器を支給していました。また、当時は写真だけ、黒板だけなど、1つの作業に特化したサービスを複数使っていたのですが、1つのアプリで仕事を進められるようになったら現場はもっとラクになるのではないかと思ったのです。

N:その頃は作業ごとにそれぞれ別のアプリを使ったり、Excelでの工程管理でも最新版が分からなくなったりすることもありました。

―1つのアプリで済むSPIDERPLUSが現場課題の解決に繋がりそうだと映ったのでしょうか。

T:そうです。SPIDERPLUSならば図面、写真、黒板から帳票、検査まで1つで済みます。図面をタブレットで見ることのできるサービスは当時もありましたが、PDFファイルに変換する手間が必要でした。SPIDERPLUSならばその必要がありません。

N:現場を管理する立場からも、複数のものを作業ごとに見なくてはならなかったのが、1つだけのアプリで済むというのは便利だと感じました。

―実際の使い勝手などはいかがでしょうか。

Y:現場で実際に使っていると、写真撮影から帳票出力までがラクです。私は入社してから2年目で、SPIDERPLUS導入後に設備の仕事をしています。

T:彼は現場の若手技術者たちの中でもSPIDERPLUS活用のロールモデル的存在です。

―それは頼もしいですね!操作にはすぐ慣れましたか?

Y:そうですね。研修を経て、現場に配属されてSPIDERPLUSを渡されたのですが、毎日使ううちに慣れていきました。時々、先輩社員から操作方法について訊かれることもあります。

―普段よく使うのはどんな機能でしょうか。

Y:写真に関することが多いです。撮影した写真は図面に紐づくので、情報共有を即座に行なうことができますし、帳票出力もボタン1つでできるので、途中の作業や段取りに時間をとられなくて済みます。
SPIDERPLUSがなかった頃のお話を聞くと、撮影した写真を見て、どこで撮ったものなのかを思い出して分類してからリネームして、そこから1枚ずつExcelに貼り付けていたとのことで、どれだけの時間がかかっていたのだろうか、と思ってしまいます。

―仕事の中で各種の段取りを省くことに成功しているということですね。現場の管理という観点からはSPIDERPLUSの機能が時間削減などに貢献しているとお感じですか。

N:はい。現場管理の観点からも、SPIDERPLUSの機能によって1日の時間削減が出来ていると感じています。写真に関することだと、若手技術者に撮影をお願いした場合、角度などが意図したものと違っていて撮り直しをお願いせざるを得ないことがありました。SPIDERPLUSだと、矢印アイコンの機能をあらかじめプロットしておいて、撮ってほしい角度から写真を撮ってきてもらうことが出来ます。写真の撮り方などは、従来ならば時間をかけて身につけていましたが、機械的に解決することができます。
また、現場では1日の間に打ち合わせを何度か行ないます。SPIDERPLUSの導入前ならば打ち合わせ資料を作って印刷して配っていました。SPIDERPLUS導入後は図面に紐付いている現場写真を見ることで問題点を明確に共有しながら打ち合わせることが可能になり、資料作りや印刷・配布といった手間がなくなりました。

―働き方改革という課題に対して、SPIDERPLUSは効果を発揮しているとお感じですか。

T:実は社内で調査を行なったことがあります。平均すると1人あたり1ヶ月で労務時間を8.5時間削減できているという結果が出ています。

―お話を伺っていると、SPIDERPLUSの持つ機能が現場で手間や段取りの削減をし、それらが積み重なって1日あたりの時間削減になり、それだけの大きな数字を出しているということですね。
ところで、貴社では初期段階からオプション機能もつけた状態でSPIDERPLUSをご利用しておいでですね。これはどのような意図によるのでしょうか。

T:ツールを展開していく立場として考えたのは大きく2つで、全員が使う機能と、現場の状況によってはあったらなおいいだろうという機能です。
例えば写真の機能は全員使うであろうと考え、最初から全員に渡るようにしています。
さらに現場ごとの状況を見て、「この現場にはこのオプション機能があればさらに便利だろう」と判断したら、オプション機能をつけてまずは所長に渡していきます。その際は、使ってもらう体制づくりを見越して情報を展開するようにしています。
実際、現場状況を一緒にして、全社的に同じものを上から与えても浸透させていくのは難しいと思います。そこで使う人を限定して、まずはその人達に「便利だな」と思ってもらうことを第一歩とします。現場の人たちは忙しいので、疑問が発生したときにいつでも聞けるかというとそうはいきません。いつでも彼らが見られるような仕組みと、その繰り返しによって便利さを感じられるように、社内のイントラネット上に「SpiderPlus Navi」という従業員向けのポータルサイトを公開しています。

―SPIDERPLUSを浸透させるために多方向から現場を見て支えていらっしゃるのですね。
現場管理という立場では、日頃便利だと感じているオプション機能はありますか。

N:指摘管理機能です。機能を使う前であれば、指摘事項がある際にまずは指摘事項を仕分けし、そこから資料をまとめたり、印刷したり、段取りが必要でした。指摘管理機能を使えば、指摘事項やメモを、SPIDERPLUSを通じて即座に共有できます。
オプション機能は機器連携をして検査ができるので、数値取得の利便性も大きいです。

―現場の施工管理で便利に使っているオプション機能はありますか。

Y:検査に関するものが便利です。風量測定、圧力試験など、一通り行ないましたが、なかでも勾配検査の機能にはひときわ利便性を感じました。通常ならば高い所に移動しないと検査が出来ません。SPIDERPLUSの勾配検査機能を使うことで、高所に行かなくても一人で数値取得をすることが出来たので、本当に便利だと感じました。

―ところで、ここの2〜3年では現場でゼネコンとの連携にSPIDERPLUSを使うケースが増えていますが、貴社ではいかがでしょう。

N:現場でSPIDERPLUSをゼネコン、サブコン双方が使って情報共有を便利に行ないます。同じ図面を皆が見ることができますし、工事の進捗もリアルタイムで把握できるのが便利です。SPIDERPLUSの連携によって、工程の中で人為的ミスによる遅れや手戻りを防ぐことにも繋げていけます。現場は時々刻々変わっていくものなので、作業のやり直しは一大事です。

―現場で不明点があった時はどんな風に解決していますか。

Y:まずはマニュアルを見ます。オプション機能の中には検査の頻度によって、使う時期が限定されるものもあります。そうすると、毎日使う工事写真機能のように、覚えるのとは少し違ってきます。マニュアルのどこを見れば良いかをまずは把握して、困ったらそこをすぐに見たり、サポートに電話をして聞いたりして解決しています。ついこの前も電話をかけたらすぐに解決することができました。

T:サポートセンターは現場以外に私も使うことがあります。
導入を検討する際もサポート体制についてはかなり重視しました。売ったらおしまい、ではなく導入後もお付き合いする姿勢がある会社だということです。現場まで来て説明会を開いてくれることや、電話やいろいろな手段でのサポート体制があること、マニュアルが充実している点も大きなポイントになっています。
また、先ほど彼もマニュアルを見ることについて話していましたが、実はそこまでを研修のメニューに入れています。技術者にも色々な人がいて、なかにはデジタル機器の活用が不得意な方もいます。新入社員が入る段階でSPIDERPLUSの教育を行なうようにしています。使い方をしっかりマスターして現場に入っていき、「SPIDERPLUSのことならば任せて」というぐらいになれば、役に立てる実感もできるだろうし、一人ひとりの働きがいにも繋がると思っています。

―建設業界では2年後に改正働き方改革関連法が施行されようとしています。早い段階からSPIDERPLUSを導入した貴社では、このことをどう見据えていますか。

T:実は働き方改革の達成については法施行よりも前倒しとなる、23年に成功させることを目指しています。働き方改革の方針にもとづいて目標を設定し、達成していく取り組みに力を入れています。SPIDERPLUSなどのツール導入の効果は数値検証も既に行なっています。これまでに成功していることをさらに進めて、倍以上のもっと大きな時間削減に繋げていくことを目指しています。

―前倒しで働き方改革に成功したら、その先は何を課題にしていきますか。

T:考えていることは1つ。少しでも現場の人をラクにさせることです。時間削減の目標を達成しても、やはり現場の仕事内容それ自体は大変なものです。目先の数値だけを達成して終わるのではなく、現場の人が働くということがある以上、彼らを少しでもラクにして支えるために必要な手段を選ぶということは変わりません。デジタル導入がもたらすものの中には5人で廻していた現場が3人で済むというものもあると思います。ただし、我々は2人を減らすのではなく、その分皆の残業時間を少なくし、より品質管理に時間を使えるというところに重きを置いていきたいのです。そのために引き続きアンテナを張っていきたいと考えています。

N:残業がなくなったとしても、通常業務時間内でやる仕事があることは変わりません。DX推進などでさらに余裕を持って仕事を進めていくことができるようになるといいと考えています。

―明日から(※インタビューは3月31日に実施)新年度になり、新入社員の方が貴社にも入社されます。施工管理者としてデビューを控えた方たちに、現場DXのメリットについて、どうお話したいですか。

Y:SPIDERPLUSなどの現場DXには時短、ミスの防止などのメリットがあります。DXによって時間が空いたら、その分をもう少し勉強することに充てたり、現場の専門工事業者の方への対応をしたりなど、他のことに時間を使えるようになります。そうする事で自分の仕事の質を高くすることにも繋がり、現場人としての自己成長を期待できます。それから残業時間が少なくなることは、一個人としてもやはり良いことと考えます。

―ありがとうございました。

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